Columns
光学設計エンジニアのための
お役立ち情報
2023.07.18
リフロー対応ディフューザーレンズとは?
ディフューザーレンズとは?
ディフューザーレンズとは、フライアイレンズやマイクロレンズアレイと同様に複数の微小レンズから成るレンズであり、光源からの光を拡散させる照明用レンズのことを指します。このディフューザーレンズの最大の特長はなんといっても、均一な照度分布が可能であることです。この特徴からVCSELアレイ等の光源と組み合わせて、TOFカメラ等の照明光学系に使われています。
具体的に、このディフューザーレンズは、スマートフォン、車載、ヘッドマウントディスプレイ、ジェスチャー入力など幅広い用途で使用されています。
ディフューザーレンズのリフロー対応が可能となれば?
通常、ディフューザーレンズが使用される場合、電子部品をはんだ付けするためのリフロー工程を経た製品へレンズを組み込みます。
しかしながら、例えば、260~270℃のはんだリフロー工程に投入されても、レンズとしての性能を維持することができるディフューザーレンズがあればどうでしょうか。リフロー後にレンズを組み立てる必要が無くなり、生産効率の大幅な向上が期待されます。
リフロー対応ディフューザーレンズにおける課題とその解決策
前述の通り、もちろんリフロー対応のディフューザーレンズがあれば、生産性の向上は見込めます。しかしながら、リフロー温度に耐えうる材質の熱硬化性樹脂、ガラスは成形タクトタイムが長く、生産性が低いため、非常に高価になります。ではこれが・・・・
リフロー対応ディフューザーレンズに関する無料技術資料をご紹介!
ここまでお読みいただきました皆様に向け、リフロー対応ディフューザーレンズの技術資料をご紹介します。リフロー対応ディフューザーレンズの特長に加え、検証結果など詳しくご紹介しております。気になった方は、是非下記より資料をダウンロードください。
Contact お問い合わせ
光学レンズ設計.comでは
レンズの開発に役立つ情報を
発信しています。