矩形回折格子の光学特性と当社の製作実績をご紹介いたします。

矩形回折格子に求められる光学特性

矩形回折格子に求められる光学特性

矩形回折格子とは、断面形状が矩形の溝を周期的に形成した回折格子のことで、回折光学素子(DOE)の一種です。一般に、矩形溝の回折格子は、エッチング等のフォトリソグラフィー工程で製造されますが、当社では機械加工工程により、溝幅10μm程度の矩形回折格子の製造が可能です。写真のように、光ディスク用回折格子の生産実績があります。また、矩形溝の組み合わせで実現可能な位相板(光の反射又は透過により、2次元の位相分布を与える素子)への応用も可能です。光ディスク用途では、対物レンズの色収差補正のために輪帯状の位相変化を与える「位相段差素子」の生産実績があります。尚、矩形溝の溝幅は加工ツール先端の寸法で制限されますが、V溝であれば、溝深さとの兼ね合いはありますが、0.5μm程度の溝間隔での加工実績があります。

ジュラロン工業が手掛ける矩形回折格子のラインナップ

 

矩形回折格子 製作実績のご紹介

矩形回折格子に関連する光学設計 お役立ち情報

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