マイクロレンズアレイ
マイクロレンズアレイに求められる光学特性
マイクロレンズアレイとは、単レンズを縦・横に複数並べて配置したレンズの集合体です。一般的には単レンズの外径が例えばφ1mm程度以下ものを指しますが、その外見から、ハエの目レンズ(フライアイレンズ)と呼ばれることもあります。主に、照明用光学系において、一つの光源を複数の二次光源に分割し、その二次光源からの複数の光束を重ね合わせることで、一様な照明光を得るために使用されています。当社のディフューザーレンズは、このMLA構造です。単レンズのサイズが1mmより小さくなると、製法としてはフォトリソ技術が使われることが一般的ですが、当社では金型を超精密切削加工し、樹脂の射出成形技術を用いて生産しています。
マイクロレンズアレイに関連する光学設計 お役立ち情報
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2023.04.01
より良いレンズを設計するために
光学レンズの開発・設計にあたっては、当然ながらまずは要求される光学特性を満足するような光学設計を行う必要があります。しかし、光学レンズをどのように製品に組み込むのか、あるいはどうやって光学レンズを安定した量産を行い、歩留まりよく製造するのかを考慮した製品設計も同時に進めていかないと、コストが高くなるばかりか製品化できないといった事にも繋がります。ここでは、光学レンズ開発・設計にあたってどのようなポイントを押さえて進めていくべきか、大きな流れを解説して参ります。
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2023.08.02
リフロー対応ディフューザーレンズとは?
ディフューザーレンズとは、フライアイレンズやマイクロレンズアレイと同様に複数の微小レンズから成るレンズであり、光源からの光を拡散させる照明用レンズのことを指します。このディフューザーレンズの最大の特長はなんといっても、均一な照度分布が可能であることです。この特徴からVCSELアレイ等の光源と組み合わせて、TOFカメラ等の照明光学系に使われています。
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